平成21年度
第2回 すくすく委員会(拡大学校保健委員会)



期日:平成22年1月20日(水) 14:10〜16:30

場所:井田小学校 多目的室

日程
     研修部長挨拶         14:10〜
     校長挨拶            
     取組結果説明         14:17〜14:32
     結果を受けての話し合い   14:35〜15:15
     休憩
     講演会              15:25〜16:25
     PTA会長挨拶          16:25〜16:30

主催:井田小学校,井田小学校PTA


◆ねらい
○自分の生活を振り返り、メディアとの接触について考え直す。
○より良い生活習慣を身につけるためにどうしたらよいか考える。


【取組結果説明】 (健康一番委員会)

健康一番委員会が、今年度の取組と、その結果を発表をしました。
以下、発表の概要です。


 1.第1回すくすく委員会、第1回テレビ・ビデオ視聴時間調査

   ○メディアが脳に与える影響」について、ビデオを視聴。
    そこで、テレビやゲームなどのメディアに接触しているときは、ほとんど脳が働いていないことを
    改めて知ることができた。

   ○「テレビ・ビデオ視聴時間調査」を基に、親子のグループで話し合いを行った。
    たくさん見たい番組があるので、見る番組を決めて1日2時間くらいに減らし、早く寝られるようにしたい。

 2.第2回「テレビ・ビデオ視聴時間調査」

   ○2回目の調査は夏休みに行われた。私たち(児童)に知らせずに行われていたので、
    いつ調査したのか分からなかったが、1日の視聴時間は、15分〜1時間半くらいで、
    1日2時間までの目標は守れていた。夏休みも、だらだらテレビを見ずに、兄弟で遊んだり、
    宿題をしたりして、過ごすことができた。

 3.第3回「テレビ・ビデオ視聴時間調査」

   ○11月に3回目の調査を行った。テレビやゲームをたくさんしてしまい寝る時刻を越えることがあったので、
    テレビを見る時間を決めたい。視聴時間に関係なく、眠れない時もあるので、もっと昼に体を動かして、
    早く寝られるようにしたい。

 4.各学級の取組 

   ○学級では、寝る時刻の最低ラインが「1・2年生は9時、3・4年生は9時半、5・6年生は10時半まで」と
    なっている。毎日何時に寝たかを朝、健康観察の時に発表している。  
    
 5.健康一番委員会の取組

   ○健康一番委員会では、みんなの目のつく所にポスターを貼り、自分の生活を振り返ってもらうことにした。
    ポスターを見る度に、自分の生活を思い出して、ノーメディアを意識してもらえるとうれしい。

 6.温泉津町の取組

   ○今年は、地域でもノーメディアの取組をしている。毎月10日を「ノーメディアの日」にして、その日はテレビや
    ゲームなどをしない日にした。

 7.今年度の取組から

   ○今年一年間「ノーメディア」ができるような取組をしてきたが、すぐに生活を変えることは難しいと思った。
    例えば、一学期のすくすく委員会で、見る番組を決めようということになったが、どうしても無理だった。
    ニュースは毎日見たいし、兄弟も見たいテレビなどがあって、今までの生活をいきなり変えるのは難しかった。
    生活を変えるには、家の人の協力がないとできないと思った。でも、「早寝」をするためには、メディア接触を
    減らす必要があるので、少しずつ意識して生活を変えると今までと違った自分を発見できると思う。  


【結果を受けての話し合い】

今年度も取組結果を受けて、低・中・高学年に分かれて、家庭での様子など、ざっくばらんに話し合いをしました。

◆1・2年生
・ある程度ルールが守れている。
・○○の人気(出演するテレビ番組など)は、校内で流行していることが分かった。
・ゲームは、ルールがある所もあるが、一部ではルールが守れていない。
◆3・4年生
・思ったより、番組を選んでいるし、時間も守れていた。
・ゲームをやり過ぎている感じはなかった。
・みんな意識しているのを感じた。
◆5・6年生
・金曜に遅くなるのは、「明日から休みだ!」と思っている。
・2回目の調査で視聴時間が多いのは、24時間テレビなどおもしろいものが多かったから。
・もう少し早く寝たら良い。
・土、日の朝遅くてもいいの?
 →やることがない。
 →親も寝てていい。9時までに起きたらいいのでは。
・9時までのテレビならぐっすり眠れる。
・11時までのテレビや頭を使うテレビを見た後は、夜中に起きたりする。

【講演会】 「早寝 早起き 朝ごはん」

「早寝・早起き・朝ごはん」についての講演などの活動を行っておられる先生をお招きして、保護者・教職員を対象としてお話ししていただきました。

・甘い朝ご飯ばかりだと低血糖になって、体だけでなく精神面に悪影響を及ぼすということ。
・その他にも、睡眠不足で学力が低下することや、感情のコントロールができなくなること。

 睡眠時間を確保するためには、早寝が不可欠です。
井田小では、寝る時刻が10時を過ぎる人は少なく、早寝の習慣が身についてきていますが、この生活をこれからも守るために、頑張ってほしいと思います。